まずは医者へ行った。
「この白髪を治してください!」と話した。
しかし、その答えは無情にも「医学はまだそこまで進歩していない。」というそっけない返事だった。次に薬局へ行った。
「白髪を治す薬を下さい。」と言ったが「そんな薬はない。」と言って断られた。
がっくりときたが“医者で治せないのならば髪の専門家へ!”と、いきつけの美容院へ行った。
「白髪を治す薬があったらいくらかかってもいいから取り寄せてほしい!」しかし美容室の先生はさらに追い討ちをかけて
「大城さん、あきらめ。白髪は死んだ毛やさかい、もう、もとには戻らへんよ。」と、告げたのだ。
目の前が真っ暗になり死の宣告を突きつけられたような気持ちになった。しかし“自分の毛は死んでない。死んでいるのならば抜け落ちるはずだけど私の毛は抜けていない。他の人が治せないのなら自分で治そう!”そう思うと不思議なくらい元気が出てきた。それから白髪を黒髪に戻す研究が始まったのだった。
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